「農業担い手育成塾」開講
えひめ農業未来カレッジ(愛媛県立農業大学校)では、新規就農者などを対象に基本技術や知識だけでなく、スマート農業や農業DX などの先進的な技術も学び、総合的な農業経営管理技術を習得する「農業担い手育成塾」を実施しており、6月4日に開講式がありました。
今年度は、県内各地から参加した果樹コース12人、野菜コース7人の合計19人が、来年2月までの30回の講座で、講義や実習を通じて栽培技術をはじめ、農業支援制度や農産物流通など生産から出口対策に加え、最新の農業DX技術などを研修する予定。
また、儲かる農業の実践者である「えひめ愛顔の農林水産人」を講師に迎え、「稼げる、かっこいい、感動を楽しめる農業」に取り組む経営手法についても学ぶこととしています。
新規就農を目指す受講生は「みかんが好き。愛媛県でしか栽培できない品種が魅力的。かんきつ栽培農家として愛媛で就農するために、基本的な知識や技術を習得したい。」と話しました。
また、同カレッジの就農希望者等を対象とする「農業やろう塾」は6月13日に開講し、年間10回の予定で農業の基礎知識や栽培技術を習得するための講義や実習を通じて就農をサポートしていきます。