ベトナムへ温州みかん(南柑20号)を輸出、PRしました
えひめ農業未来カレッジは、農産物輸出を通して学生の栽培技術やマーケティング能力を磨くとともに国際感覚を養うことなどを目的に、昨年から校内で栽培したかんきつのベトナム輸出に取り組んでいます。12月7日には輸出の基準を満たした温州みかん(南柑20号)約500キロを出荷しました。
今年は登録した園地とその周辺で4~10月の間、フェロモントラップによるミカンバエなどの病害虫調査や同国の残留農薬基準に対応した栽培に加え、猛暑による日焼け果やカメムシの大量発生などにも学生が例年以上に熱心に管理したことなどで、基準を満たす品質の温州みかんを輸出することができました。
また、12月16、17日には愛媛県食ブランドマーケティング課がハノイの高級フルーツ店で実施した販売プロモーションにも学生が同行し、来店者に試食を勧めながら自らが栽培に携わったかんきつのPRを行いました。参加した総合農学科2年の学生は「初めての海外で最初は戸惑いもありましたが翻訳アプリ等を使用しながら、自分なりに愛媛県のみかんをPRすることができました。試食でいただいた意見をもとにより美味しいみかんが作れるようにこれからも頑張りたいです。」とベトナムでの販売プロモーションの感想を語ってくれました。