総合農学科1年 北海道実習(第1期)
総合農学科1年生16人は、6月6日から17日までの14日間の日程で北海道士別市においてカボチャやトマトなどの生産や酪農に取り組む大規模農家7戸で実習に取り組んでいます。
この実習は昭和41年から実施するもので、気象や地理的条件の異なる北海道での大規模経営を学ぶことで、将来の農業者としての経営管理能力を身に付けることなどを目的とし、学生には人間的成長も見込めるものとして人気の実習となっています。
6日の早朝に松山空港を出発し、飛行機、大型バスを乗り継ぎ夕方には士別市に到着しました。その後、士別市民文化センターで学生の受入式があり、渡辺英次市長から「農業は国民の食を守る大事な産業である。士別の農家者がどのような考えで経営に取り組んでいるか学び取ってほしい。」とのあいさつの後、学生と受入農家の対面式が行われました。
翌日から実習がスタートし、トマト、アスパラガス、水稲などの生産・加工、販売を手掛ける(株)イナゾーファームさんで実習する学生は「スケールの大きな大規模農家で実習させてもらえるので勉強になる。一つ一つの作業の意味を理解しながら取り組みたい。また、栽培だけでなく営業する際の苦労などについても聞いてみたい。」と抱負を語っていました。
この北海道実習の第2期分は、9月5日から2週間、残る総合農学科の1年生が7戸の農家で実習する予定です。