農業DX公開講座(第1回)を開催

夢を育て大地を耕す

農業DX公開講座(第1回)を開催

2024年6月28日 研修だより 農業者キャリアアップ講座 0

えひめ農業未来カレッジは6月25日、農業DX人材の育成を目的に、令和6年度「農業DX公開講座」を開講しました。
農業の担い手不足や高齢化が深刻化する中、愛媛農業を将来にわたって継続していくためには、徹底した省力化や効率化のもと、付加価値の高い農産物を安定的に生産、供給していくことが必要で、そのためには、ロボットやAI、IoTなどのデジタル技術を導入し、生産性の向上、経営の効率化や持続性の確保を図ることが重要であり、こうした技術を使いこなせる農業者を育成することが急務です。

第1回目の講座には、リモート参加もあわせ、県内から農業者や生産現場の指導者ら64人が参加。愛媛県農林水産研究所の河野靖部長から「農業分野におけるDX」と題して、農業DXの現状や取り組む意義、最新のスマート農機の活用事例などの紹介がありました。
農業DXとは、農業現場で取り組む省力機器の導入や情報の取得、取得した情報の解析などに加え、消費や販売、流通など農業全体について最先端の技術やデータを利活用して変革をしようとするもので、高齢化や労働力不足、新規就農者の経験不足、危険な作業といった課題を解決するカギとなるものとの説明に、出席者は耳を傾けていました。

来月以降も果樹や野菜などのテーマごとの講座を来年2月までに5回開催予定です。日程等の詳細が決まり次第、ホームページに掲載します。また、受講希望者もこちらから随時受付しています。